和歌山ツアー2011(2)

wakayama2011s_053



All photos: http://photozou.jp/photo/list/166715/5559401

ついついパート2になってしまいました。

反省はしていない。ただ、風呂に入りたいだけだ。



えーとどこまで書いたっけか。そうそう、イノブータン王国に訪問したとこだね。南紀白浜から潮岬までのちょうど中間ポイント。左は山、右は海という光景がほぼ延々と続く。たまに全部山になる程度のバリエーション。だから道中はあんま書くこと無い。

眠い方が寝る、そのスタンスで運転を交代しながら、お昼過ぎに潮岬に到着。「うしおざき」じゃねーぞ「しおのみさき」だかんな。

道路(駐車場)から岬の突端までは、草原が広がっている。いつも誰かしらキャンプしてる。ライダー的には定番スポットなんじゃね?来ても釣りしかやることないから、釣りとキャンプとバイクが好きなら最高にコストパフォーマンスの高い場所だと思うよ。



こんな感じ。風さえなければピクニックにもおすすめ。現に何組かシート広げてたよ。本州最南端で食うとおにぎりも美味しいね!



最南端展望台から更に先へ踏み入った岩場。波が荒れ狂ってた。が、カメラ持ってると全く恐怖心が無くなるんだよなー。気がついたら



ここまで降りてた。波しぶきをかぶりながら一心不乱に撮影。



逆巻く海と鳥。

心ゆくまで撮り切って、移動。紀伊大島のトルコ記念館を周る予定だったけど、お昼ごはんを優先して串本の回転寿司へ。あの通り沿いで一見さんがメシを食おうとすると、結構限られてくる。何度か行って俺の出したベストチョイスは「オークワ」一択。次が謎の地元系ファミレス…OAKだかなんとか…ツタヤの近く。あとは…無し。マジ何もないし、回転寿司もおぼろげな記憶で「確かこっちが当たりだったはず」と入った方もかっぱ。180円皿とか250円皿とかもかっぱ。別に港があるからって魚介類が新鮮なわけでもなかった。多分これ名古屋か大阪から冷凍のを仕入れてる。ちなみに、ハズレの方はそれ未満ということでお察しください。正直、ここにスシローあたりが進出してきたらこの町牛耳れると思うよ。あとどっくりビンキーか王将。マジで検討した方がいい。

ま、なんだかんだで腹は膨れたので橋杭岩へ。



しかし到着してみて何かがおかしい…土曜日だというのに、閑散としすぎてる。この右のプレハブは、地元のおばちゃんが土産物屋を売ってる小屋なんだけど、完全に閉鎖されてる。その周りの食堂や土産物屋も閉まってる。唯一店の掃除をしていたおじちゃんに「どしたん?」と事情を聞いてみると…

まず、大きなダメージはこの夏の豪雨。山岳部の土砂災害は大きく報道されたけど、海岸エリアだって逆流してきた波や暴風雨で散々な状態だった。このお店にも吹き飛んだトタンや崩れ落ちたブロック痕が生々しく残されてた。さらに、ここを「道の駅」とする話が持ち上がっていて、それ自体は活性化だしいい話にも思えるが橋杭岩は国定公園。なかなか関係部署の根回しが面倒で、押して貰うハンコも雑多になる。しかも、作ると決めたのはいいけど、何をどう、誰の財布で作るのかを全く決めてない。でも土産物屋のおばちゃんはトシもトシだしもういいかと先行で引退。なんだかんだゴタゴタしてる間にゴーストタウンみたいな観光地ができてしまいましたとさ。

おそらく、これを読んでる殆どの人が和歌山を知らないだろう。俺だって知らない。知ろうと思っても、なんにせよ交通の便が悪い。三重県内の42号はカップルのドライブには到底オススメできない悪路、と言ってもいいだろう。しかし熊野川を超えると、「日本にこんなとこがまだあったのか!」という素晴らしい(マニアックな)ロケーションが数多く存在する和歌山。僻地だ暗黒大陸だと言われる山陰二県よりもさらにマイナーなWAKAYAMAを、もっと盛り上げたいね。という話をおじさんとした。



そんなおじさんの店の2階ベランダから望む、非常に珍しいアングルの橋杭岩。絶景だわー。

旅に出ると、そこで地元の人にちょいちょい話しかける。そうすると、ただガイドブック通りに自己完結して終わらせる旅行より、数百倍もその土地が好きになる。そしてその旅の充実度が増して行く。旅ってのは、そこへ行くことじゃない、そこの人に会いに行くことなんだよ。おいなんだクロネコヤマトみたいだぞ。いかんいかん、風呂入るか。

橋杭岩から数百m、坂を登り切ったところにその湯はある。



姫温泉・弘法湯

橋杭岩のすぐとなり。普通の人はこんなところに温泉があるなんて信じないし、ここへ行く、という明確な目的意識が無いと絶対素通りする。前回外観写真が無かったので今回はその埋め合わせを



駐車場は4~5台。白線で仕切ってないので下手が停めるととたんに厳しくなる。今回は尾張小牧ナンバーがいた。一人で釣りにきたとか。入れ替わりで俺らが入ったんで長々と話はできんかったけど。ちなみにここにも温泉自体は写ってない。写ってるのは橋杭岩の一部。



ここから降りてったこの家が弘法湯。平屋の民家みたいでしょ?平屋の民家なんだよ。トイレ・風呂・風呂・居間。これ間取り的にはなんて言えば?w



撮り下ろしの風呂。泉質は最高!ほのかに湯の花浮かんでる。この風呂が2部屋あって、順番に入る。混んでる時には後ろの人のことも考えて。俺らが行った時は、先客が駐車場を埋めてたけど、俺らの後にだーれも来なくて心置きなくゆっくりお湯を堪能できた。風呂に入りながら太平洋と、チラっと見える橋杭岩を眺める。贅沢だぜー?



管理人のおばちゃんと日シリを見る。最高の温泉と、風呂上りに野球。最高だろおい。しかもベンちゃんホームランて!すこぶる気を良くした俺らは、おばちゃんに別れを告げて更に北上。42号から進路を変え、一路湯の峰温泉へ向かう。



途中、太地町でシーシェパードにケンカ売りつつ記念館行こうと思ったけど、時間が無いのでまたもやパス。つかなんでシルエットがバントなの?w



途中、この模様に出くわすたびに「あかん、優勝してまう!」と叫ぶ程度には疲れていた気がする。

ナビに導かれ、湯の峰温泉へ到着…



え?この橋渡ったらもうすぐなのに…え?



ががーん、橋がぐちゃぐちゃになっとる!



法面のブロックも剥がれ落ちたままだし、大きな流木も無残に転がったまま…うわあ、てことは湯の峰温泉はあの豪雨以来陸の孤島?ここでUターンするのも悔しいし、心配なので電話かけてみた。「あ、やってますよー。その道のちょい手前に看板無かったすかー?」ありゃまあ…なんにせよ良かった。無事だったんだね。でも、この橋へ来る途中ですれ違った他県ナンバーは全て湯の峰温泉では見かけなかった。ナビで案内するのは間違いなくこのルートしか無いので、普通は「あーダメか。帰ろう」って引き返すんだろうな。ともあれ諦めなかった我々は今回ツアーのラスト、湯の峰温泉に到着!



日もすっかり暮れてしまいました。山あいなので日没は平地より更に早い。幸いなことにつぼ湯はちょうど空いたところだそうで、友人夫婦二人をそこでキャッキャウフフするよう勧め、俺は普通の風呂へ。



薬湯じゃなくて公衆浴場の方。湯はちょうどいいあちちちち…っくはあああああ!!!!て感じ。相変わらずここもズルイくらいの良泉質。十分に堪能したのに、湯筒用に卵を買ってあいつら待ってたら、向こうも卵買ってきやがったw



誰も居ない湯筒。あのメインの橋が落ちてるため、ナビだけに頼って来ようとする立ち寄り客はほぼ壊滅と言っていい状態の湯の峰。熊野の霊山の雰囲気が増すとは言え、やはりもう少し湯治客で賑わっていて欲しいと思うのは外の人間ならではの我儘だろうか…



どうでしょう・湯の峰場所よろしく宿の外観を押さえて撤収。一般道から紀勢自動車道経由で帰宅。解散は23時でした。帰りの運転だけで行きも帰りも結局4時間づつかよ。しかも帰りの新宮~大内山はマジ山道すぎる。和歌山と三重は特別税2000億くらい出してあの道の開拓をなんとかすべきだよ。地域活性のためにすべき。そしたらもっと温泉が身近になるw

てな感じで、朝・昼・晩と温泉三昧の日帰りツアーでした。楽しかったー!!

 

 

 

One Response

  1. みみ says:

    穏やかな(1)とは違って、(2)は予想外の展開に。でも、いろいろあるのが旅の醍醐味なのかなあ。自然の凄さを感じる写真ばかりでした。34,35,38,42,49枚目と最後の63,64枚目が印象深かった。お風呂三昧でメッサ羨ましいです!ツルツルのイケメンになったんだろうね?

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