奥秩父20090718 その3



ケータイ用フォトアルバムURL:http://photozou.jp/photo/list/166715/3496868

さて。



いよいよこの奥秩父の旅のメインイベントに突入。お台場にガンダムを撮りに行くぞと決めた際、それだけではちょっと物足りない。折角遠出をするのだからもう少し色々詰め込んでおきたいなぁと悩んでいた。もちろん一般的な観光や行楽なんぞ全く興味がないどころか避けて通るタイプの趣味嗜好なので、目的地も本屋でガイドブックから手に入れるという訳にもいかない。するとそこへ知人のT氏よりアドバイス

「だったら、生きている廃墟に行ってきたら?」

…なんじゃそれ?廃墟なのに生きている?それはあれですか、打ち捨てられた高度成長期の残渣みたいなホテル跡に勝手に棲み着いた日本語が通じないどころかヒトとして意思疎通も怪しい生き物が蠢いているってやつですか?やですよそれ!俺は廃墟とか廃施設の「仄かな残り香」が好きなだけで、嬉々として危険に足を踏み入れるタイプじゃないんですよ。「まだ行ける、はもう危ない」って、俺のDNAに染み付いてるもん。Wizで。

え?違うの?ほうほう、へー、あーそー!そりゃあ面白そうだ。ちょっと行ってみます!

えーと、ここをこう…で、ここは曲がって…



つーいた!!はい、ニッチツです。

て、こんだけじゃ説明不足だよね?ググれと突き放すのも不親切なんだけど、それこそ「ニッチツ」でググればそれっぽいサイトが結構出てくる有名な場所。興味があるならググった方がいいぞ。面倒な人に簡単に説明すれば、ニッチツという会社の所有する鉱山と、それに併設された鉱山村の跡地。あ、鉱山は跡地じゃないよ。集落はその需要低迷や次代の変化とともに放棄されてるけど、鉱山自体は現在も操業中。事務所にはトラックが出入りし、自販機ではジュースも補充されるし、冷えてる。それこそが「生きている廃墟」と言われる所以。

先人達のサイトでは、橋を渡って公道や風呂の中にまでカメラを向けてるけどチキンな俺は屈強なツルハシGUYにフルボッコにされたらどうしようと怯えながらほんのさわり程度で満足。いやそれでも十分なくらい。



メインディッシュ的な建物。従業員家族はみんなここで集団生活してたのかな。すでに半分が森に飲まれてる。ユパ様気分になってみたり。

写真撮ってる最中も、数組の観光客(?)が訪れて去っていた。こんなとこまでよー来るなぁ、ヒマ人だなぁ…とお互いがナンバープレートを見ながら思っていたことだろう。俺は横浜ナンバーを見ながら思ってた。豊橋ナンバーだけど。お台場経由だけど。



テレビはさっきの建物から数百m離れた建物へ行かないと見れなかった?あっちの住居の方にアンテナ立ててやりゃいいのにね。見たい番組が全員一緒ってこともないだろうし、11PMこっそり見たいとかあっただろうに。うさぎちゃん。

この建物と郵便局は鉱山入り口のすぐ脇にあり、郵便局はシャッターは閉まっていたものの、まだ機能しているようだった。JPになってたし。ウロウロしてたらおっきい犬を散歩させてる人と出会う。しばし話をして別れるが、今になって思う…あの人、どっから来たんだ?w民家なんかあったっけか…?

建物群は山道に沿って並んでいるので、カメラをぶら下げて上に行ったり下に行ったり何往復も。不思議なことに、あんま疲れないんだよね。あれ、なんでなんだろうね?

すっかりしっかり堪能してニッチツ離脱。いやとにかく移動時間を逆算して動かないと!この日は夕方にお台場で友人と待ち合わせてガンダム経由(またか)で飯を食う約束をしていたので間に合う努力はしないとね。かと言って来た道を戻るのは男として負けなので前進あるのみ!

絶景の山道をうねうねうねうね上がったり下がったりしながら30分ちょい



文明的な場所に出た!センターラインがある!ガードレールがある!記念撮影をしているライダー達がいる!w

よーしうむうむ、よーし!このまま一路お台場へ直行!



途中で見つけた、これもまた俺の大好物。いいね!鉄塔!いいね!機能美!いいね!有無を言わせぬ威圧感!!

新秩父開閉所、と言うらしいです。開閉してるらしいですよ。へー。

で、友人達と合流しガンダムを撮って飯食って別の友人の家に転がり込んで仮眠を取ろうとしながら朝を迎える。そしてまたそいつとガンダムを撮りに行く。18朝、19夜、20朝と結局今回の三日間で毎日ガンダム撮ってたw実物大はやっぱいいなぁ、名古屋も早く

実物大α・アジールかビグザム建立してくれねーかなー。

とりあえず撮るだけ撮ったので東京とガンダムに別れを告げて離脱。このまま一路愛知へ…とはいかずに富士山の麓で高速を下りる。何故か!?それがこの旅の三つ目の、そして最後の目的がそこにあるからだ!

多分最初はどっかの2chのまとめサイトかなんかだったと思う。画像ネタみたいなのでそこを見つけて、ひと目で心を奪われた。ヒントになる店名があったので、目的地の割り出しは実に容易かった。場所は富士山麓。オウムは鳴かない。富士ICから西富士道路へ、そしてまかいの牧場あたりを過ぎて似たような風景をループさせながらうろうろと。なんたって住所も「○○キャンプ場内」で終わってるレベル、ナビだってナビゲートを放棄するわそりゃ。実際周りはキャンプ場と牧場だらけ、幾度と無く場所を間違え彷徨う羽目にw

そして心が折れてもう諦めようかとパーキングに車を止めた。



あったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwマンガかよwwwwwwwwwwwwww

ショックで数十秒呆然と立ち尽くす。そしてそれでも信じることができずに車を置いて走って確認に行く。おお、確かにあの画像通りの風景があった!!一気にテンションが上がる!

そして、それがこの景色だ!!



おわかりいただけるだろうか…

道の消失点に見える数ドットの白い点、それが目的の店だ!

ちなみに店の名前なんだが、「いや…まさかねw」と思ってる人もいるだろうがもう正解を言ってしまうと「みきてい」だ。

ミーキティーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

俺の目的は「この風景を自分の目で見る」ことだけだったけど、このまま帰るのももったいないし、ここからじゃ営業中かどうかもわかんないけどお昼時だったし折角だからとお邪魔することに。もちろん車で。左右に広がる広大な土地は牧草地で、特に実紀亭の駐車場ってワケじゃない。そもそもそんなに来客は無いし、店の目の前に十分駐車スペースがある。



あれ?そういや言ってなかったっけ?実紀亭はそば屋。そばうまかったよ!

で、店の隣にドッグランが併設してあって、そこでたくさんの犬が走り回ってた。つかドッグランなんて枠の中じゃなくて、あっちの草原に放した方がよくね?なんでわざわざ小さいとこに押し込む?と思ったがそこはぐっとこらえた。結局この三日間、青空を拝むことは殆ど無く、この時も富士山を見ることはできなかった。つか関東へ行く事は何十回とあるけど、富士山を見たことは数えるほどしか無いなぁ…夜中の移動を抜いたとしても、曇天率が結構高い。一度真面目に富士山をメインに遊びに行きたいなぁ。

蕎麦を食べ、犬と遊び、子供とセミ採りをして富士山を後にして帰宅。複数のテーマやネタを盛り込んだため、今思い出そうとしても何泊何日だったのか、どれが何日目だったのかをこうやって形にしないと思い出せない旅だったけど、全部俺の血肉になったので大変有意義な旅でした。

お前ら旅はいいぞ旅は。旅行じゃなくて旅をしろ!

[amazon_carousel widget_type=”SearchAndAdd” width=”600″ height=”200″ title=”” market_place=”JP” shuffle_products=”True” show_border=”False” keywords=”廃墟” browse_node=”” search_index=”Books” /]

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください